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ラボブログ

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Data:2014/07/4

歴史的建造物に映し出される過去と未来

歴史的建造物に映し出される過去と未来

今回はカリフォルニア大学ロサンゼルス校(通称UCLA)で行われた
プロジェクションマッピングをご紹介します。

UCLA’s Centennial Campaign

2019年に創業100周年を迎えるUCLA。
その記念すべき年に向けてカウントダウンのごとく開始された「Centennial Campaign」
目標額42億ドルという壮大な募金活動キャンペーンです。

キャンペーン開始の式典には在校生卒業生を問わず数多くの人々が出席しました。
その最中、目玉イベントとしてUCLAの象徴的な建築「ロイス・ホール」をスクリーンに
プロジェクションマッピングが実施されました。
大学の歴史や、著名な卒業生、時代を動かした偉人達が次々と映し出されます。
地味と言えば地味な演出ですが、そこは巧みな画面構成や写真チョイスの良さでカバー。
スライドショーのようだと言っても、随所にアニメーションや実際の音声が仕込まれ
動的で重厚なドキュメンタリーに仕上がっています。
最後は未来に向けたメッセージとキャンペーンのスローガンで締めです。
歴史ある大学に相応しい、荘厳な作品です。

[参考サイト]
UCLA Newsroom

UCLA’s Centennial Campaignから学ぶ事

歴史的建造物を用いたプロジェクションマッピングでは「古いモノ」と「最新のトレンド」を融合した
ギャップ感を軸に据えた演出が多くを占めています。
歴史を軸に据えた構成でも、やはり映像演出は派手で煌びやかなものになりがちです。
今回ご紹介したUCLAのプロジェクションマッピングは、そういった作品とは少し違う趣です。
前述のように重厚なドキュメンタリーに仕上げられていること。
3DCGならではのゴリゴリと建築物が変形するようなアニメーションではなく
要所を抑えた、上品で控えめなアニメーションが用いていること。
これらが大学の雰囲気や建物の貫禄を消してしまう事なく、
より洗練された高いレベルの作品として仕上がっている要因だと思います。

プロジェクションマッピングが走り続けてきた「派手さ」の追求は
徐々に転換点を迎えつつように感じました。

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