TEL.052.253.9866

ラボブログ

141014_BlogPhoto
Data:2014/10/14

これぞ完全没入感!部屋を変容させるインタラクティブプロジェクト

ゲームも空間演出も自由自在

インタラクティブプロジェクションマッピングもここまできたか・・・。
そんな想いを抱かせる本格的なインタラクティブプロジェクトをご紹介します。

RoomAlive

2013年1月、CESにて技術的なリサーチプロジェクトとして
Microsoftが発表した「lllumiroom」をご存知でしょうか。
ディスプレイとその周囲の壁面や家具を認識し、ディスプレイの枠で途切れるはずだった映像を
周囲にも投影するコンセプトシステムです。
多くのクリエイターやエンジニアから注目を集めた「lllumiroom」ですが、
同社がこれをさらに進化させたプロトタイプ「RoomAlive」の映像を公開しました。

141014_BlogImage01
141014_BlogImage_02
「RoomAlive」は壁や床をスクリーンとして部屋の中をインタラクティブな
ゲーム空間に変えてしまうコンセプトシステムです。
前述の「lllumiroom」では映像を投影するのみでしたが
「RoomAlive」ではユーザーが映しだされたコンテンツに干渉することができます。
動画の中でモンスターが映し出されていますが、
ユーザーが触れたりコントローラーで撃つと倒すことが出来ます。

141014_BlogImage_03
「RoomAlive」は天井に設置された6台の特製ユニットで動作しています。
このユニットはプロジェクターとKinectが組み合わせてあり、各ユニットが
個別に自動測定と自己位置の推定をしています。
部屋の形状、家具の配置をリアルタイムに反映することで
自動的にコンテンツを適応させます。

さらに「RoomAlive」は測定した部屋の3Dモデル、水平面と垂直面の位置情報を
ゲームエンジン「Unity」へ出力することが可能で
ゲームデベロッパーが「RoomAlive」を通じたゲームコンテンツを
容易に構築できることがアピールされています。

[Illumiroom]

米Microsoftが2013年に発表したKinectと
プロジェクターを組み合わせたコンセプトシステム。
設置されたディスプレイと周囲の壁面、家具を認識し
ディスプレイの枠で映像が途切れず周囲にも延長されるシステム。

RoomAliveから学ぶこと

ここ数年、VRコンテンツの勢いは眼を見張るものがあります。
特にオキュラスリフトなどヘッドマウントディスプレイは
認知度、精度ともに目覚ましい進化を続けています。
しかし装着する手間や異物感など課題は山積みです。
翻ってRoomAliveは「没入感」に対する明確な解答を提示しました。
装備するのではなく、設備として環境を作ることで
手間と異物感を省き、自然な状態でのVR体験を可能にしています。
準備費用を考えたら一長一短ではありますが、選択肢が増えることは良いことです。
視界をハックするのか、環境をハックするのか。
今後の進化が楽しみなプロジェクトです。

※当サイトに掲載されている一部画像、スクリ-ンショット、文章に置いては著作権侵害を目的に利用しておらず、第三十二条で定められる引用の範囲で使用しています。万が一問題があればお問い合わせからご連絡ください。即刻削除いたします。また、本ブログは業務の研究開発のためのものとなり、一部、弊社に関連性が無いものも掲載しております。