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ラボブログ

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Data:2015/02/4

森に灯る神秘の光

自然と溶け合う人工の光

自然界には生物由来の「光」が数多く存在します。
その多くは求愛や、威嚇のためだったりと
生き抜くための必然から発生した能力です。
今回はこの静かな、しかし苛烈さを秘めた光をモチーフにした
とても独創的な作品をご紹介します。

Projections in the Forest

見上げれば大小様々な葉が茂り
見下ろせばしっとりとした苔と柔らかな落ち葉が敷き詰められています。
そこを小さくも力強く動き回る虫達。
写真家Tarek MawadとアニメーターFriedrich van Schoorは
靄が立ち込める静かで豊かな森に
6週間篭ってこの作品を作り上げました。

作中では本来、発光能力を持たない生物を
プロジェクションマッピングによって
あたかも発光しているかのように見せています。
夥しい熱量を秘めた大木。
息づくようにざわめく苔。
ネオンのように森を照らすキノコ。
果てはカエルや芋虫までが発光します。
その輝きに違和感はなく、
最初から発光能力を備えているかのようです。

気ままに動きまわる生き物や
複雑な自然の造形物に投影することが
どれほど困難かは容易に想像できます。
並々ならぬ忍耐と集中力が
この作品の繊細な美しさを支えています。

[参考サイト]
COLOSSAL

Projections in the Forestから学ぶこと

この作品で学ぶことのひとつはリアルタイムでアニメーションを作り
現場の状況に合わせて柔軟に調整、仕上げる技術力だと思います。
どれだけ事前ロケを重ねたところで
相手は自然、時間とともに姿は変わってしまいます。
必然的に現場でどれだけ即応できるかが鍵となります。
技術力に裏打ちされた判断力と忍耐こそ
この作品から学ぶことだと思います。

メイキングも公開されているので
ぜひ御覧ください。

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