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ラボブログ

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Data:2016/06/13

滝の表現に拘った繊細なプロジェクションマッピング

水の表現と日本画

日本では円山応挙や葛飾北斎など、古くから水の動きを線で表現するという手法が取られてきました。これは世界的に見ても珍しく、西洋の絵画や中国の水墨画では見られることのできない描画法です。今回紹介するのはそんな日本の水の表現にこだわり制作された、『滝』のプロジェクションマッピングです。

The Waterfall on Audi R8

この作品はそんな日本人の水に対する独特な捉え方に焦点を置き制作されています。コンピュータ内でマッピングの対象となるアウディR8を実際と寸分違わないサイズのモデリングを制作。そこに流れ落ちる水の粒子の動きをシミュレーションして記録した映像を実際のアウディR8に投影して作り出されています。
水の動きを粒子で再現するだけに終わらず、一部の水の粒子に「線」を描かせることで日本的な水の表現を実現しています。

[参考サイト]
teamLab

The Waterfall on Audi R8から学ぶこと

この作品は非常に緻密な計算を用いて制作された作品です。画面上に表示されない動きまで計算しすることで、流れ落ちる水の動きに説得力を持たせています。それだけで非常に完成度が高いのですが、そこに日本的な水の表現を加えることにより更に一歩踏み込んだ作品に仕上がっています。作品に対する深いこだわりが作品をより深いものにするということが実感できる作品でした。

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