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Data:2014/06/11

奥まで丸見え?医療現場のプロジェクションマッピング

奥まで丸見え?医療現場のプロジェクションマッピング

プロジェクションマッピングはエンターテイメントの分野のみならず 次々と新しい分野を開拓しています。 今回は医療現場で研究が進められているプロジェクションマッピングをご紹介しましょう。
※多少、ショッキングな映像が含まれます。ご注意ください。

Mixed Reality Surgery

医療現場では人の体内の情報を集めるため、
レントゲンやMRIなど様々な機器や技術が発達してきました。
特にMRIは体内情報を視覚化するにあたって非常に大きな功績を残しています。
しかし、視覚化するだけでは資料の域を出ませんでした。
リアルタイムかつ直接的に視覚化した技術が「Mixed Reality Surgery」です。
なんと、手術時に患者の体表面に臓器の映像を投映するのです。

患者のお腹に・・・
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みるみるうちに臓器が投映されていきます。
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「Mixed Reality Surgery」は神戸大学医学部杉本真樹博士によって開発されました。
患者の臓器のデータを「OsiriX」でリアルタイムレンダリングして投映しています。
そのため臓器が脈打つ様までばっちり投映されています。
事前に臓器の箇所を把握する事が可能になり
今までモニター越しに行っていた腹腔鏡手術等の難易度も
大きく下げることが可能になりました。

[OsiriX] OsiriX財団によって公開・配布されているオープンソースソフトウェア。
医療機器から出力されるDICOM規格に準拠した画像に対して様々な処理を行える画像処理ソフト。

[杉本真樹] 医学博士。医療分野での最先端技術開発で知られる。
次世代低侵襲手術機器や手術ロボットの研究に携わっている。

Mixed Reality Surgeryから学ぶ事

形作られた新しい技術が、更に枝葉を伸ばす様を見ているような
急速に進む技術革新を目撃できたプロジェクトだと思います。
「Mixed Reality Surgery」自体は2006年の発表が初出となります。
今なお進化改良を重ねて完成の時を待っている技術です。
ちょっとのミスも許されない医療現場において心強いツールとなることでしょう。

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